プラスチック 特徴 / 用途
PPS ナチュラル
耐熱性、耐薬品性、寸法安定性
PPS樹脂は高い機械的強度、高い耐薬品性、優れた寸法安定性、電気絶縁性を活かし 電気、電子、自動車、化学機械の部品に用いられています。
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特徴
PPS樹脂は熱変形温度が260℃と高く、非常に耐熱性に優れ、高温度雰囲気中で長時間使用が可能です。
また耐薬品性にも優れ、難燃剤を添加しなくとも、難燃性に優れた素材です。 -
用途
各種コネクター、ギア、
電気・電子部品、自動車部品、機械部品(ケミカルポンプ等)、半導体・液晶製造&検査装置部品 -
樹脂情報
ポリフェニレンサルファイド(PPS)はベンゼン環に硫黄が結合してつながったポリマー(重合体)で
結晶性の熱可塑性樹脂に属する合成樹脂です。
またスーパーエンジニアリングプラスチックという高耐熱樹脂の範疇に分類されている高性能樹脂です。 -
短所
PPS樹脂は様々な特性を持つ高性能樹脂ですが反面、価格が他の樹脂に比べ高価になっています。
耐衝撃や耐磨耗性が弱く、加工時にバリが出やすい欠点があります。