プラスチック 特徴 / 用途
塩ビ制電 ブラウンスモーク色
難燃性、耐薬品性、耐水性、制電
塩ビの制電は耐食性、加工性、コストとバランスがとれた代表的な熱可塑性プラスチックです。 酸、アルカリ、塩類、油脂などに対して安定した性質を有し、機械的強度にも優れているため、各種科学装置にも安定して使用できます。
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特徴
制電グレードは静電気を帯びないため、ホコリの付着を減らすことができます。 そのためクリーンルームや、精密な機械のカバーなどに使用されます。
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用途
産業機械カバー、クリーンルーム
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樹脂情報
ポリ塩化ビニル(ポリえんかビニル、polyvinyl chloride、PVC)または塩化ビニル樹脂とは汎用プラスチックの一つで
一般的に塩化ビニール、塩ビ、ビニールなどと呼ばれています。
塩化ビニル樹脂は、「塩素」と「エチレン」を反応させてできる塩化ビニルモノマー(CH2=CHCl)を付加重合させて作られる樹脂です。
塩ビの製法には、アセチレンを原料とする方法とエチレンを原料とする方法の二通りがありますが、後者をEDC製法と称し、現在ではごとんどこの方法で製造されています。また、塩ビの重合は、ほとんどの場合、過酸化物を用いた懸濁重合か乳化重合で行われ、一般に重合度1300〜1500のものは軟化製品に、800〜1000のものは硬化製品に成形加工されています。 -
短所
塩化ビニル樹脂は有機溶剤に弱く、また高温、低温、両方に弱く使用温度範囲が狭いことが短所にあげられます。
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注意事項
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加工方法
接着
溶接
切削
曲げ