プラスチック 特徴 / 用途
超高分子量PE 白色
潤滑性、耐摩耗性、耐水性
超高分子量ポリエチレンはフッ素樹脂に次ぐ滑り特性を持ち、耐摩耗性が非常に高いため 耐摩耗性を必要とするコンベヤのガイド等に使われたり、潤滑性を活用しスキーの滑走面やギア、歯車に使用されたりしています。 吸水性が非常に低い為、水を使用する部分に最適の素材になっています。
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特徴
超高分子量ポリエチレンはポリエチレンよりも更に耐衝撃性、耐摩耗性、自己潤滑性に優れます。
耐衝撃性はプラスチックの中で最高の値で、ポリカーボネートを上回る非常に高い耐衝撃性をもっています。
また耐薬品性があり食品衛生安全樹脂として使われ、食品に直接接触しても安全です。 -
用途
食品産業機械、スポーツレジャー用品
食品包装、食品、薬品、化粧品などの容器
ホッパーライナ、ボトリングライン、製紙機械、メッキライン、食品機械のガイド、ローラ、軸受けなど機能部品 -
樹脂情報
超高分子量ポリエチレン(Ultra High Molecular Weight Polyethylene-UHPEまたはUHMWPE)は、
エンジニアリングプラスチックの一つです。通常2~30万の分子量を100~700万まで高めたポリエチレン熱可塑性樹脂に
分類される合成樹脂です。 -
短所
超高分子量ポリエチレンは収縮が大きく、寸法安定性に劣ります。
また薬品に強い為、接着することが難しいです。