プラスチック 特徴 / 用途
ABS ナチュラル色
バランスのとれたプラスチック
ABS樹脂は大きな欠点がないプラスチックで、用途は広く 電気製品等の外装や、メッキが可能なため金属の代替品としてもよく使用されています。 軽くて強く切削性がよいため試作品で使用されることも多いです。
-
特徴
ABS樹脂は汎用樹脂の中では、ポピュラーな材質で光沢があり外観が綺麗に見えるため、電気製品等の外装に多く使用されています。
軽くて強く、機械的性質はバランスが取れており、成形性も優れていて、また印刷特性もよい材料です。 -
用途
OA機器、自動車部品(内外装品)、ゲーム機、建築部材(室内用)、電気製品(エアコン、冷蔵庫)
-
樹脂情報
ABS樹脂とは汎用プラスチックの一つでアクリロニトリル(Acrylonitrile)、ブタジエン(Butadiene)、スチレン(Styrene)の
共重合合成樹脂の総称で、それぞれのモノマーの頭文字をとってABS樹脂と呼ばれています。分類上はスチロール系樹脂の一つです。 -
短所
ABS樹脂の耐候性はあまり優れているとはいえません。
ブタジエン成分の紫外線劣化のため良好でなく、表面変色と光沢劣化してしまいます。
また火をつけると煤を出して燃え、独特な臭気を発生させます。